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望岳台~雲の平往復 [山登り]
今シーズン最後のテレマークスキーは昨年秋に断念した美瑛岳で締めくくろうと富良野へと向かったのですが、現地に近づき山の姿を目にして唖然呆然・・・雪が無い!!
まだ5月上旬というのにこの雪の少なさは一体どういうことなのか?

望岳台から美瑛富士・美瑛岳
白銀荘で聞いてみると4月下旬の気温の急上昇であれよあれよという間に雪解けが進み5月に入った時点では春山から初夏の山へとすっかり姿を変えてしまっていたそうです。積雪量は例年の半分以下で実際山の斜面には所々雪渓が残っているもののとてもスキーの出来る状態ではありません。本州からはるばるとやって来た人たちはそれでもスキーを担いで上部まで登り無理やり滑っていったりしたそうですが、こちらはそんな気にもなれず取り敢えず白銀荘のお湯に浸かり、どうしたものか一晩考えてみることにしました。

白銀荘前から前十勝
そして翌日。本来ならば早朝に出発する予定でしたがゆっくりと起きて食事を済ませ望岳台へと向かいます。いろいろ考えましたが温泉ドライブだけで終わってしまうのもシャクなので美瑛岳への夏道を雲の平を通って行ける所まで行き景色を眺めて戻ってくることにしました。テレマークのブーツで延々歩くわけにはいかないのでこういう時のために積んでおいた長靴で歩き出します。
十勝岳への分岐

避難小屋
お天気はイマイチで時おり日は差すものの山体上部はガスに覆われあまり展望はありません。
雪の無い登山道を進み、十勝岳への登山道との分岐を過ぎ硫黄沢川を渡って雲の平を抜ける途中一瞬だけ美瑛岳が姿を見せてくれました。その後南東方向へ回り込むと大きな雪渓のトラバースが続きます。長靴だとちょっと滑りやすく2つめの雪渓はやや斜度があるので念のためストックを用意して進みます。このあたりから盛んに谷からガスが上がってきて視界が遮られるようになりわずかに望みを繋いでいた正面に見えるはずの美瑛岳の姿を見ることはほとんど絶望的です。

一瞬見えた美瑛岳

雪渓の向こうに稜線
2つ目の雪渓を渡る
う~ん、どうしようかなと思いつつ歩いていると雪面が氷化している部分に足をとられて1mほど滑ってしまいました。もうこの辺までにしておけってことかな?こんなところで無理しても仕方が無いので本日はここで終了、下部でポンピ沢と合流する函状の沢の手前の地点で引き返すことにしました。

ポンピ沢遠望

帰りはすっかりガス

雲の平はほとんど夏道
結局そのまま天候は回復せず望岳台に到着、今シーズンのラストスキーの予定が初長靴登山になってしまいましたが、まあこれはこれで良しとするしかありません。昨秋と同じく吹上温泉にちゃぽんと浸かって札幌へ帰ったのでした。
まだ5月上旬というのにこの雪の少なさは一体どういうことなのか?
望岳台から美瑛富士・美瑛岳
白銀荘で聞いてみると4月下旬の気温の急上昇であれよあれよという間に雪解けが進み5月に入った時点では春山から初夏の山へとすっかり姿を変えてしまっていたそうです。積雪量は例年の半分以下で実際山の斜面には所々雪渓が残っているもののとてもスキーの出来る状態ではありません。本州からはるばるとやって来た人たちはそれでもスキーを担いで上部まで登り無理やり滑っていったりしたそうですが、こちらはそんな気にもなれず取り敢えず白銀荘のお湯に浸かり、どうしたものか一晩考えてみることにしました。
白銀荘前から前十勝
そして翌日。本来ならば早朝に出発する予定でしたがゆっくりと起きて食事を済ませ望岳台へと向かいます。いろいろ考えましたが温泉ドライブだけで終わってしまうのもシャクなので美瑛岳への夏道を雲の平を通って行ける所まで行き景色を眺めて戻ってくることにしました。テレマークのブーツで延々歩くわけにはいかないのでこういう時のために積んでおいた長靴で歩き出します。
避難小屋
お天気はイマイチで時おり日は差すものの山体上部はガスに覆われあまり展望はありません。
雪の無い登山道を進み、十勝岳への登山道との分岐を過ぎ硫黄沢川を渡って雲の平を抜ける途中一瞬だけ美瑛岳が姿を見せてくれました。その後南東方向へ回り込むと大きな雪渓のトラバースが続きます。長靴だとちょっと滑りやすく2つめの雪渓はやや斜度があるので念のためストックを用意して進みます。このあたりから盛んに谷からガスが上がってきて視界が遮られるようになりわずかに望みを繋いでいた正面に見えるはずの美瑛岳の姿を見ることはほとんど絶望的です。
一瞬見えた美瑛岳
雪渓の向こうに稜線
う~ん、どうしようかなと思いつつ歩いていると雪面が氷化している部分に足をとられて1mほど滑ってしまいました。もうこの辺までにしておけってことかな?こんなところで無理しても仕方が無いので本日はここで終了、下部でポンピ沢と合流する函状の沢の手前の地点で引き返すことにしました。
ポンピ沢遠望
帰りはすっかりガス
雲の平はほとんど夏道
結局そのまま天候は回復せず望岳台に到着、今シーズンのラストスキーの予定が初長靴登山になってしまいましたが、まあこれはこれで良しとするしかありません。昨秋と同じく吹上温泉にちゃぽんと浸かって札幌へ帰ったのでした。
オロフレ山 [雪山登山]
膝の靱帯を痛めてしまい暫くどこにも行けないでいましたが、毎日の鍼灸治療の甲斐あって大分良くなってきたので(ちょっと宣伝です)様子見がてら軽く山に行ってみることにしました。2月に登った来馬岳からのオロフレ山の姿がなかなか堂々としいて格好良く、それでいて割りと楽に登れるらしいということで膝の状態をみるには丁度良さそうなのでオロフレ山に決定、ピッケル、アイゼンを使った雪山登山は本当に久し振りです。

P.Aからのオロフレ山
10時半頃オロフレトンネル手前の壮瞥側にあるP.Aに到着し準備を整え出発します。峠の駐車場へと続く旧道は冬季閉鎖されておりこの車道を延々歩くという方法もありますがやはりここは最短距離で直接峠に向かうルートを選択します。前日まで気温の低い日が続いていましたが、今日は2ケタまで上がる予報でまずまずのお天気です。

トンネル脇から入山 車両に注意
トンネル入り口のすぐ横から南側の谷筋に入り登っていきます。当初はそのまま谷を詰めて峠にでる心算でいましたが、意外に傾斜・雪質ともに登り易いのでそのまま1003ピークに向けて登ることにします。尾根上に出た後はピークの北側を巻くようにしてトラバース気味に進み夏道に合流しましたが、ここは素直にピークを踏むルートをとったほうが歩きやすく正解だったようです。ここまで登ると本日の全行程を眺めることができ、スパッと切れ落ちた岩稜がアップダウンを繰り返してオロフレ本峰へと続いている様子をみるとちょっとワクワクしてきますが思っていたより時間がかかりそうです。

1003m直下よりオロフレ山

これから歩く稜線
写真を撮り終えしばらく稜線上をゆるやかに下ったあと最初の登り斜面がやってきます。傾斜がきつく雪も硬いのでここでアイゼンを装着しストックからピッケルに持ち替えて進んでいきます。特に難しいところはありませんが、アイゼンを履いたことにより今度は雪ダンゴに大いに悩まされることになりました。お昼近くで気温が上がりすっかり雪がクサってしまって一歩歩くごとに高下駄状態で無駄にエネルギーを消費してしまいます。日の当たる稜線を避けようと北側斜面をトラバースして進んでみましたが今度はハイマツの踏み抜きに足をとられて四苦八苦、もがいているうちに膝も痛み出し暖かい日差しが何とも恨めしい雪中歩行となってしまいました。

ここから純雪山スタイル 久しぶりの出番でしたが・・・

羅漢岩
羅漢岩を越え北に進路を変え岩峰の通過を終えたところでアイゼンをはずしツボ足になって鞍部を進みます。雪ダンゴからは開放されましたが笹薮及びハイマツ帯の踏み抜きは相変わらずで著しく体力を奪われみるみる消耗していきます。むしろガチガチにクラストしていれば多少スリリングだったとしても時間と体力の消費はずっと少なくて済んだことでしょう。オロフレ山頂はまだまだ先で見通しの甘さを悔やんでみたりしますがとにかく一歩ずつ進んでいくしかありません。

岩峰を振り返る

まだまだ続く登り
1062mのコブを越えいよいよ最後の登りに入ります。東側がスパッと切れ落ちた細い稜線を手足4本を使って登りますがかなり斜度があり滑落したらちょっとヤバイことになりそうでピッケルでしっかり確保しながら登っていきます。取り付きの急登を終え暫く進むと再びこの日最大斜度の登りに差し掛かるのですが、イヤな感じでところどころ雪面に裂け目ができて狭く口を開けています。なるべく近寄らないようにして登っていきますが何せ斜面そのものが狭いためにどうしてもそばを通過せざるを得ません。もう少しで急斜面が終わるというところになって遂に捉まってしまい、ピッケルを刺すとスコンと下まで抜けて同時に周囲の雪面が一気に陥没、断面を見ると厚さ20cmほどの雪の下は5,60cmくらいの空洞になっています。そこからは周りの雪面は全て負荷がかかるとバラバラと崩れてしまい、逆に崩しながら足場を確保し岩や木の根を使ってなんとかその場から脱出したのですが下りのことを考えると気が重くなってしまいます。

1062mから 急登が待っています

徳瞬別・ホロホロ
取り敢えず面倒なところを通過し終えてさあようやく頂上だ、と痛む膝をひきずりながら疲労困憊の身体を奮い立たせて登りますが、このオロフレ山はなかなかの曲者でしてあれがピークか?というのが2,3度あったのですがその度にダマされて「もぅ~、エエかげんにせぇよ!」と叫び声を上げ、頂上に着いたときには心身ともにヘロヘロになってしまいました。

オロフレ頂上 標識は雪の中

ホロホロ・徳瞬へと続く稜線
時刻はもう14時前、うまくすれば2時間位で登れるかもと思っていましたが3時間近くかかったうえにボロボロの状態です。お天気も霞がかかって遠望は利かず辛うじて来馬岳やホロホロ・徳瞬が確認できる程度でその上頂上に着いたころから暗い雲が広がり出す始末で風も強まり“ナメてたツケだ、さっさと帰ンな!”と言われているような気分です。

来馬岳方面
一通り写真を撮ったあと少し休んでから下りにかかります。何度か踏み抜きをしながら進み、先程の急坂地点を前に何とか逃げ道はないかと見回しますが他にルートの取りようが無く仕方なく後ろ向きになって3点支持の要領で慎重に下っていきます。
一番の難所を無事に通過し後は稜線を辿って来た道を帰るだけですが疲れた身体と痛む膝に微妙なアップダウンが堪えます。更に往路では沈まなかった場所もすっかり雪が腐ってしまったのか片足がスッポリ嵌ってしまうようなところもあって時間がかかるばかりで容易には進ませてくれません。やはりスキーの時とは使う筋肉が違うため特に腓腹筋と大腿二頭筋の疲労が著しく、ようやく峠手前の1003mピークに辿り着たときには筋肉痛も加わって満身創痍、落ち武者の如く哀れな姿で歩いています。

羅漢岩付近から振り返る
でもここまで来ればあとは下るだけ、そしていよいよ秘密兵器の出番がやってきました。ピッケルを仕舞い、代わりに取り出したのは・・・そう、厚手のビニールで自作したソリなのです!
車道を歩かず斜面を直登したのはこのためでもあったのです。雪山においては何時如何なる時も滑る楽しみを忘れないのが山男、さっきまで死んだような目をしてヨレヨレだったのがソリを取り出した途端にシャキッと背筋を伸ばし体中を駆け巡るアドレナリンに足取りも軽く爛々と目を輝かせて良さげな斜面を物色しながら歩き出すのでありました。
適当な斜面を見つけて何度か滑ってはみたものの、クサった雪がやわらか過ぎて両足の間にどんどん溜まり少し滑るとすぐに止まってしまいます。折角持ってきたのに活躍の場がなく終わってしまうのかと諦めかけていると、最後の最後に通常ならばスピードが出過ぎて危険なため敬遠するような急斜面があらわれました。よし、ここならイケそうだ、とソリに跨り滑り出すとようやく快調に下り始め距離にして7,80mほどをトンネル入り口近くまで降りることができました。山頂から約1時間30分、最後のお楽しみを終えると車道を車まで戻り、疲れ切った体を癒すべく洞爺湖温泉へと向かったのでした。

雪が悪くてイマイチでした
久し振りの雪山登山は予想に反してかなり厳しい物になってしまいました。結局アイゼンは羅漢岩~岩峰の間往路で使っただけでそれも必要だったのはほんの一部のみ、あとは下りも全てツボ足で特に問題なく歩けましたが、これはそのときの雪の状態によるのと雪解けが進んでいれば岩が露出して難しくなることもあるのかなと思います。まあ今回はとにかく最悪の雪に苦しめられました。またしばらく膝に鍼とお灸の治療を続ける日々になりそうです。
P.Aからのオロフレ山
10時半頃オロフレトンネル手前の壮瞥側にあるP.Aに到着し準備を整え出発します。峠の駐車場へと続く旧道は冬季閉鎖されておりこの車道を延々歩くという方法もありますがやはりここは最短距離で直接峠に向かうルートを選択します。前日まで気温の低い日が続いていましたが、今日は2ケタまで上がる予報でまずまずのお天気です。
トンネル脇から入山 車両に注意
トンネル入り口のすぐ横から南側の谷筋に入り登っていきます。当初はそのまま谷を詰めて峠にでる心算でいましたが、意外に傾斜・雪質ともに登り易いのでそのまま1003ピークに向けて登ることにします。尾根上に出た後はピークの北側を巻くようにしてトラバース気味に進み夏道に合流しましたが、ここは素直にピークを踏むルートをとったほうが歩きやすく正解だったようです。ここまで登ると本日の全行程を眺めることができ、スパッと切れ落ちた岩稜がアップダウンを繰り返してオロフレ本峰へと続いている様子をみるとちょっとワクワクしてきますが思っていたより時間がかかりそうです。
1003m直下よりオロフレ山
これから歩く稜線
写真を撮り終えしばらく稜線上をゆるやかに下ったあと最初の登り斜面がやってきます。傾斜がきつく雪も硬いのでここでアイゼンを装着しストックからピッケルに持ち替えて進んでいきます。特に難しいところはありませんが、アイゼンを履いたことにより今度は雪ダンゴに大いに悩まされることになりました。お昼近くで気温が上がりすっかり雪がクサってしまって一歩歩くごとに高下駄状態で無駄にエネルギーを消費してしまいます。日の当たる稜線を避けようと北側斜面をトラバースして進んでみましたが今度はハイマツの踏み抜きに足をとられて四苦八苦、もがいているうちに膝も痛み出し暖かい日差しが何とも恨めしい雪中歩行となってしまいました。
ここから純雪山スタイル 久しぶりの出番でしたが・・・
羅漢岩
羅漢岩を越え北に進路を変え岩峰の通過を終えたところでアイゼンをはずしツボ足になって鞍部を進みます。雪ダンゴからは開放されましたが笹薮及びハイマツ帯の踏み抜きは相変わらずで著しく体力を奪われみるみる消耗していきます。むしろガチガチにクラストしていれば多少スリリングだったとしても時間と体力の消費はずっと少なくて済んだことでしょう。オロフレ山頂はまだまだ先で見通しの甘さを悔やんでみたりしますがとにかく一歩ずつ進んでいくしかありません。
岩峰を振り返る
まだまだ続く登り
1062mのコブを越えいよいよ最後の登りに入ります。東側がスパッと切れ落ちた細い稜線を手足4本を使って登りますがかなり斜度があり滑落したらちょっとヤバイことになりそうでピッケルでしっかり確保しながら登っていきます。取り付きの急登を終え暫く進むと再びこの日最大斜度の登りに差し掛かるのですが、イヤな感じでところどころ雪面に裂け目ができて狭く口を開けています。なるべく近寄らないようにして登っていきますが何せ斜面そのものが狭いためにどうしてもそばを通過せざるを得ません。もう少しで急斜面が終わるというところになって遂に捉まってしまい、ピッケルを刺すとスコンと下まで抜けて同時に周囲の雪面が一気に陥没、断面を見ると厚さ20cmほどの雪の下は5,60cmくらいの空洞になっています。そこからは周りの雪面は全て負荷がかかるとバラバラと崩れてしまい、逆に崩しながら足場を確保し岩や木の根を使ってなんとかその場から脱出したのですが下りのことを考えると気が重くなってしまいます。
1062mから 急登が待っています
徳瞬別・ホロホロ
取り敢えず面倒なところを通過し終えてさあようやく頂上だ、と痛む膝をひきずりながら疲労困憊の身体を奮い立たせて登りますが、このオロフレ山はなかなかの曲者でしてあれがピークか?というのが2,3度あったのですがその度にダマされて「もぅ~、エエかげんにせぇよ!」と叫び声を上げ、頂上に着いたときには心身ともにヘロヘロになってしまいました。
オロフレ頂上 標識は雪の中
ホロホロ・徳瞬へと続く稜線
時刻はもう14時前、うまくすれば2時間位で登れるかもと思っていましたが3時間近くかかったうえにボロボロの状態です。お天気も霞がかかって遠望は利かず辛うじて来馬岳やホロホロ・徳瞬が確認できる程度でその上頂上に着いたころから暗い雲が広がり出す始末で風も強まり“ナメてたツケだ、さっさと帰ンな!”と言われているような気分です。
来馬岳方面
一通り写真を撮ったあと少し休んでから下りにかかります。何度か踏み抜きをしながら進み、先程の急坂地点を前に何とか逃げ道はないかと見回しますが他にルートの取りようが無く仕方なく後ろ向きになって3点支持の要領で慎重に下っていきます。
一番の難所を無事に通過し後は稜線を辿って来た道を帰るだけですが疲れた身体と痛む膝に微妙なアップダウンが堪えます。更に往路では沈まなかった場所もすっかり雪が腐ってしまったのか片足がスッポリ嵌ってしまうようなところもあって時間がかかるばかりで容易には進ませてくれません。やはりスキーの時とは使う筋肉が違うため特に腓腹筋と大腿二頭筋の疲労が著しく、ようやく峠手前の1003mピークに辿り着たときには筋肉痛も加わって満身創痍、落ち武者の如く哀れな姿で歩いています。
羅漢岩付近から振り返る
でもここまで来ればあとは下るだけ、そしていよいよ秘密兵器の出番がやってきました。ピッケルを仕舞い、代わりに取り出したのは・・・そう、厚手のビニールで自作したソリなのです!
車道を歩かず斜面を直登したのはこのためでもあったのです。雪山においては何時如何なる時も滑る楽しみを忘れないのが山男、さっきまで死んだような目をしてヨレヨレだったのがソリを取り出した途端にシャキッと背筋を伸ばし体中を駆け巡るアドレナリンに足取りも軽く爛々と目を輝かせて良さげな斜面を物色しながら歩き出すのでありました。
適当な斜面を見つけて何度か滑ってはみたものの、クサった雪がやわらか過ぎて両足の間にどんどん溜まり少し滑るとすぐに止まってしまいます。折角持ってきたのに活躍の場がなく終わってしまうのかと諦めかけていると、最後の最後に通常ならばスピードが出過ぎて危険なため敬遠するような急斜面があらわれました。よし、ここならイケそうだ、とソリに跨り滑り出すとようやく快調に下り始め距離にして7,80mほどをトンネル入り口近くまで降りることができました。山頂から約1時間30分、最後のお楽しみを終えると車道を車まで戻り、疲れ切った体を癒すべく洞爺湖温泉へと向かったのでした。
雪が悪くてイマイチでした
久し振りの雪山登山は予想に反してかなり厳しい物になってしまいました。結局アイゼンは羅漢岩~岩峰の間往路で使っただけでそれも必要だったのはほんの一部のみ、あとは下りも全てツボ足で特に問題なく歩けましたが、これはそのときの雪の状態によるのと雪解けが進んでいれば岩が露出して難しくなることもあるのかなと思います。まあ今回はとにかく最悪の雪に苦しめられました。またしばらく膝に鍼とお灸の治療を続ける日々になりそうです。
オダッシュ山 [テレマーク]
翌日は一日晴れの予報だったのでスキー場で滑るのは止めてオダッシュ山に登ってみることにしました。朝外に出てみると夜のうちに雪が降ったらしく薄っすらと白くなっていますが上空は快晴で昨日は見えなかった東大雪方面の山もクッキリと見えています。しかしながら目指すオダッシュ山や日高の山々には白い雲がかかっていて予報通りといくかどうかちょっぴり不安なところです。

先ずは快晴の佐幌岳へ車を走らせ奥サマをスキー場に下ろし新得町に向かいます。除雪は畜産試験場あたりまでという事前の情報でしたが、その先の線路を潜って右折したのち高速道路方向へ左折する地点まで車で入ることが出来ました。これはうれしい誤算で単に歩行距離が短縮されたという事以上に林道(この場合は車道ですが)歩きの嫌いなワタクシにはラッキーでした。

駐車地点
他に車は無いのですが、真新しいスノーシューのトレースがついています。はてさて何処から歩いてきたのかな?ちょっと不思議に思いながらトレースを辿って行きますが高速道路手前でルートを外れ右の林の中へと消えていくのでどうやら登山の人ではないようです。その後入山届けに記入し高速道路を潜って先行者のいない気持ちの良い静かな林の中を進んでいきます。

緩やかな針葉樹林の中を進む
やがて右手に斜面が近づき左側に沢が現れると傾斜が増して尾根状の地形の登りが始まります。少し登ると樹林が切れて広い斜面の奥に前峰が姿を見せたのですが青空はすっかり消えてガスが広がり始めてちょっと怪しい雲行きです。
「晴れるんじゃなかったのかよ~」今日こそは快晴の山々の大展望をと期待していたのですがお天道様は相変わらず意地悪で、一息ついている内に雪まで降ってくる始末で今日も大雪や日高の山々の姿を眺めることができそうにありません。

斜面の奥に前峰
次第に傾斜を増す斜面を樹木の密生した部分を避けながらジグザグに登っていくと夏道の尾根が見えてきました。最後の一踏ん張りで尾根上に出ると真っ直ぐに前峰に向かって白い稜線が続いています。前夜山ではそこそこ雪が降ったらしくガリガリの雪面を心配していましたが上々の雪質で帰りの期待がグッと高まります。
広い尾根上を軽くラッセルしながらゆっくりと登っていくと徐々に前峰が近づいて来ます。気がつけばすっかり雲に覆われて十勝平野もほとんど見えなくなってしまいました。展望は諦めて黙々と歩を進めて高度を稼ぎ前峰直下まで辿り着いた後は頂上を北に巻いて本峰に向かいます。

尾根上を振り返る

前峰までもう少し
再び尾根上に出てから若干下った後いよいよ最後の登りです。木のない開けた斜面を登りきると標識の立つ頂上に到着、休憩を入れて3時間チョイの登りでした。

本峰から前峰を見下ろす
頂上は日差しもあり無風で穏やかですが、やはり近接する山々以外は雲の中です。見えている山も馴染みが無いのでどれが何やらサッパリ分かりません。写真を撮った後この日初めて腰を下ろして温かい紅茶を飲みながら暫し休憩します。

狩振岳方面

北西方面

北~北東方面
15分程休憩した後下りにかかります。登り返しがあるのでまずはシールをつけたまま直滑降して下りのトレースに入るところで外します。ガイドブック等では前峰下から東斜面を滑るようになっていますが、下部で樹林帯のトラバースがあるようなのと(それは昨日散々やったことなので御免蒙りたい)尾根上の雪がかなり良い状態であることからそのまま往路を滑り降りることにします。
滑り出しの前峰直下は雪も深くパウダーを舞い上げながら快調に下っていきます。登りには長く感じられた尾根も下りはアッという間で程なくして夏道分岐点に到着、ここからは広い斜面を滑り降ります。

楽しい尾根滑りでした
登りの時に軽いモナカ雪だったのでちょっと心配でしたが帰りには問題なく滑ることが出来ました。開けた斜面が終わると植林された林の中を下り、その後グッと傾斜が緩んであとは往路のトレースに乗って高速道路まで一直線、入山届けに下山時刻を記入し車に辿り着いて無事終了です。下りの所要時間は40分ほどで、それなりに登り応えがあって帰りの滑りも楽しめる日帰りテレマークにはもってこいの山でした。今度は是非お天気のいい時に登って周りの山々を眺めてみたいものです。
その後再びサホロスキー場へ車を走らせ、既に数時間前から休憩モードに入ったまま待ちくたびれた様子の奥サマを迎えに行きそのまま札幌への帰途についたのでした。そういえば結局スキー場では1本も滑らず終いでしたが、それもまた今度のお楽しみということで。
先ずは快晴の佐幌岳へ車を走らせ奥サマをスキー場に下ろし新得町に向かいます。除雪は畜産試験場あたりまでという事前の情報でしたが、その先の線路を潜って右折したのち高速道路方向へ左折する地点まで車で入ることが出来ました。これはうれしい誤算で単に歩行距離が短縮されたという事以上に林道(この場合は車道ですが)歩きの嫌いなワタクシにはラッキーでした。
駐車地点
他に車は無いのですが、真新しいスノーシューのトレースがついています。はてさて何処から歩いてきたのかな?ちょっと不思議に思いながらトレースを辿って行きますが高速道路手前でルートを外れ右の林の中へと消えていくのでどうやら登山の人ではないようです。その後入山届けに記入し高速道路を潜って先行者のいない気持ちの良い静かな林の中を進んでいきます。
緩やかな針葉樹林の中を進む
やがて右手に斜面が近づき左側に沢が現れると傾斜が増して尾根状の地形の登りが始まります。少し登ると樹林が切れて広い斜面の奥に前峰が姿を見せたのですが青空はすっかり消えてガスが広がり始めてちょっと怪しい雲行きです。
「晴れるんじゃなかったのかよ~」今日こそは快晴の山々の大展望をと期待していたのですがお天道様は相変わらず意地悪で、一息ついている内に雪まで降ってくる始末で今日も大雪や日高の山々の姿を眺めることができそうにありません。
斜面の奥に前峰
次第に傾斜を増す斜面を樹木の密生した部分を避けながらジグザグに登っていくと夏道の尾根が見えてきました。最後の一踏ん張りで尾根上に出ると真っ直ぐに前峰に向かって白い稜線が続いています。前夜山ではそこそこ雪が降ったらしくガリガリの雪面を心配していましたが上々の雪質で帰りの期待がグッと高まります。
広い尾根上を軽くラッセルしながらゆっくりと登っていくと徐々に前峰が近づいて来ます。気がつけばすっかり雲に覆われて十勝平野もほとんど見えなくなってしまいました。展望は諦めて黙々と歩を進めて高度を稼ぎ前峰直下まで辿り着いた後は頂上を北に巻いて本峰に向かいます。
尾根上を振り返る
前峰までもう少し
再び尾根上に出てから若干下った後いよいよ最後の登りです。木のない開けた斜面を登りきると標識の立つ頂上に到着、休憩を入れて3時間チョイの登りでした。
本峰から前峰を見下ろす
頂上は日差しもあり無風で穏やかですが、やはり近接する山々以外は雲の中です。見えている山も馴染みが無いのでどれが何やらサッパリ分かりません。写真を撮った後この日初めて腰を下ろして温かい紅茶を飲みながら暫し休憩します。
狩振岳方面
北西方面
北~北東方面
15分程休憩した後下りにかかります。登り返しがあるのでまずはシールをつけたまま直滑降して下りのトレースに入るところで外します。ガイドブック等では前峰下から東斜面を滑るようになっていますが、下部で樹林帯のトラバースがあるようなのと(それは昨日散々やったことなので御免蒙りたい)尾根上の雪がかなり良い状態であることからそのまま往路を滑り降りることにします。
滑り出しの前峰直下は雪も深くパウダーを舞い上げながら快調に下っていきます。登りには長く感じられた尾根も下りはアッという間で程なくして夏道分岐点に到着、ここからは広い斜面を滑り降ります。
楽しい尾根滑りでした
登りの時に軽いモナカ雪だったのでちょっと心配でしたが帰りには問題なく滑ることが出来ました。開けた斜面が終わると植林された林の中を下り、その後グッと傾斜が緩んであとは往路のトレースに乗って高速道路まで一直線、入山届けに下山時刻を記入し車に辿り着いて無事終了です。下りの所要時間は40分ほどで、それなりに登り応えがあって帰りの滑りも楽しめる日帰りテレマークにはもってこいの山でした。今度は是非お天気のいい時に登って周りの山々を眺めてみたいものです。
その後再びサホロスキー場へ車を走らせ、既に数時間前から休憩モードに入ったまま待ちくたびれた様子の奥サマを迎えに行きそのまま札幌への帰途についたのでした。そういえば結局スキー場では1本も滑らず終いでしたが、それもまた今度のお楽しみということで。
佐幌岳~奥佐幌岳東斜面 [テレマーク]
長距離の雪道運転が億劫だったのでこれまで冬には遠方まで足を延ばしたことはなかったのですが、屈足温泉に泊まりにいくことになりましてそれじゃあ一度サホロのスキー場にでも行ってみようかということで出掛けてきました。結論からいうと、往復の2日間はほぼ全線夏道状態で高速道路が開通したおかげか一般道は交通量も少なく非常に楽に行って来れました。

新得より佐幌岳
早朝に札幌を出発し狩勝峠を越えてサホロスキー場に到着、用意を整えて夫婦でゴンドラに乗り込みます。リフトやゴンドラを使って易々と高度を稼ぐというのがすっかり常套手段となってしまい、もはやそこに一片の後ろめたさも感じないまでに己の心を昇華(但し、それを人は堕落という)させつつある我が身を果たして褒めるべきか、憂うべきか。まあ、どっちでもいいですね。
ゴンドラを降りてシールを装着し、「ほんのすぐそこだから、景色もいいよ~」とボーダーの奥サマを甘言で誘い山頂に向け出発します。しかし圧雪斜面が終わりオフピステに入った途端にツボ足の奥サマはズブズブと膝まで沈んでしまい敢え無く終了、「もう帰る」と捨て台詞を残してひとりさっさと引き返してしまいました。

佐幌岳頂上

桜山~狩勝峠へと続く稜線
仕方なく何時ものように一人で登り出しゴンドラからわずか15分足らずで山頂に到着です。ニペソツや富良野岳方面の展望を期待していたのですが・・・残念ながら近接する山々以外は薄曇りの雲の中で姿を見ることはできませんでした。

奥佐幌岳
しばらく休憩したあとお隣の1,040mピーク、通称奥佐幌岳に向かいます。煙突と屋根の一部を残して雪に埋もれた小屋を横目に見て平坦な尾根を進んでくと前方に目指す奥佐幌岳が見えてきて下りに入ります。そもそも距離が短い上に下り始めと途中にやや木立ちの濃い部分があり雪質も硬いところが多くそれほど楽しめる斜面ではありませんでした。

コルから奥佐幌岳を望む
コルに着いて一息入れた後再びシールを取り付けて100mほど登り返します。右手側は結構ガチガチにクラストしているので左の潅木寄りに登って行き広々として遮るもののない見晴らし抜群のピークに到着です。晴れていればきっと素晴しい展望が得られることでしょう。う~ん残念です。

奥佐幌岳に到着 奥は1,034mピーク

頂上のリトルモンスター

佐幌岳

ズームでシュプールも確認できます
しばらくボーッと休んでいましたが少し風が出てきて雲行きも怪しくなりそうな気配がしてきたので戻ることにします。さて、・・・ここで問題です。このまま往路を戻ってスキー場を滑っても良いのですが、あまりに呆気ない気がします。実は出発前に地図を眺めながら秘かに目論んでいた計画があったのですが、実際の斜面を目の前にするとやはり抗し難い誘惑にかられてしまいます。
佐幌岳から奥佐幌岳、さらにその先の1,034mピークを弓なりに結ぶ稜線、そこから東側に北新内川に収束する形で擂鉢状に標高差500m程の斜面が形成されているのですが、これがまたキツ過ぎず緩過ぎずの絶妙の斜度で手招きをしているのです。ただ問題は下部に行くほど樹林帯が密になっていることと最後いかにしてスキー場に戻るかという点です。地図を見る限りでは沢沿いに下っていけば必ず道路にぶつかるはずですが、実際の状況は異なっているということもよくある事で行ってみなければわかりません。詰めを誤れば悲惨な結末を迎えることにも成りかねずこれまでもエ~イままよと飛び込んで痛い目にあったことも数知れずなのですが、思案しているようでいてその実もう既に心は決まっています。「よし、行ってみよう!」声に出してから荷物を纏めシールをつけたまま出発です。

ここから滑降開始!
カリカリ斜面をコル方行に少し下り、シールをはずしていよいよ滑降開始です。滑り始めは少し硬い雪でしたが疎林に入ると軟らかくなり足首程度まで沈むまずまずの状態で、ひとり嬌声をあげながら快調に滑り降りていきます。やや木立ちが濃い感じではありますがそれほど邪魔になるという訳でもなく程よく滑りやすい角度で斜面が続きあっという間に標高差400m近くを降りてきました。

ここまでは快調!
ここまでは予想通りの展開で、誰も滑った形跡が無いのは実にもったいない、何でだろうと思いながら降りてきたのですがやはりこのまますんなりとは終わらせてはくれません。
傾斜が緩んでくると地形図には出ない小さな沢が次から次と現れては行く手を塞ぐのです。1m以上の落差で口を開ける小沢を越えるためにスノーブリッジを探して右往左往、いい加減くたびれてこれはかなわんと真っ直ぐ下らずトラバースしてスキー場に出ることにしました。
針葉樹の林の中を木々を避けながら黙々と進むこと20分程、いきなり開けた斜面が現れさらに進むとスキーとボードのシュプールが数本交錯しながら上から下へと続いています。どうやらスキー場からコース外に滑り降りた人達がつけたもののようです。
「ってことは、この跡を追っていけば無事に辿り着けるな!」この時点でスキー場までトラバースして出るのを止めてシュプールに沿って降りてみることに決め、折角なので少し登り返してオープン斜面を滑ることにします。本当はこの時ついでにそのまま登ってしまえば良かったのですが・・・。

クロカンコースの車道に出た
最後の滑りを楽しんで下っていくとやがて圧雪された道路に出ました。冬場車道をクロカンコースとして利用しているようです。後はコース上を進んでいけばスキー場の基部に辿り着くはずなので極々緩い傾斜を滑っていくのですが、これが結構距離がありしばらくして傾斜が増したあと今度は緩い上り坂となり最後は平坦な直線道路を手足を使ってスケーティングという具合で駐車場に辿り着いたときはレース後のノルディックスキーの選手のように倒れこんだしまいたい気分でした。
初日は佐幌岳頂上から休憩も入れて2時間半ほどの行程でしたが、何はともあれ無事に下山しほっと一安心です。早々と休憩モードに入っていた奥サマと合流して屈足温泉に向かい明日に備えたのでした。
新得より佐幌岳
早朝に札幌を出発し狩勝峠を越えてサホロスキー場に到着、用意を整えて夫婦でゴンドラに乗り込みます。リフトやゴンドラを使って易々と高度を稼ぐというのがすっかり常套手段となってしまい、もはやそこに一片の後ろめたさも感じないまでに己の心を昇華(但し、それを人は堕落という)させつつある我が身を果たして褒めるべきか、憂うべきか。まあ、どっちでもいいですね。
ゴンドラを降りてシールを装着し、「ほんのすぐそこだから、景色もいいよ~」とボーダーの奥サマを甘言で誘い山頂に向け出発します。しかし圧雪斜面が終わりオフピステに入った途端にツボ足の奥サマはズブズブと膝まで沈んでしまい敢え無く終了、「もう帰る」と捨て台詞を残してひとりさっさと引き返してしまいました。
佐幌岳頂上
桜山~狩勝峠へと続く稜線
仕方なく何時ものように一人で登り出しゴンドラからわずか15分足らずで山頂に到着です。ニペソツや富良野岳方面の展望を期待していたのですが・・・残念ながら近接する山々以外は薄曇りの雲の中で姿を見ることはできませんでした。
奥佐幌岳
しばらく休憩したあとお隣の1,040mピーク、通称奥佐幌岳に向かいます。煙突と屋根の一部を残して雪に埋もれた小屋を横目に見て平坦な尾根を進んでくと前方に目指す奥佐幌岳が見えてきて下りに入ります。そもそも距離が短い上に下り始めと途中にやや木立ちの濃い部分があり雪質も硬いところが多くそれほど楽しめる斜面ではありませんでした。
コルから奥佐幌岳を望む
コルに着いて一息入れた後再びシールを取り付けて100mほど登り返します。右手側は結構ガチガチにクラストしているので左の潅木寄りに登って行き広々として遮るもののない見晴らし抜群のピークに到着です。晴れていればきっと素晴しい展望が得られることでしょう。う~ん残念です。
奥佐幌岳に到着 奥は1,034mピーク
頂上のリトルモンスター
佐幌岳
ズームでシュプールも確認できます
しばらくボーッと休んでいましたが少し風が出てきて雲行きも怪しくなりそうな気配がしてきたので戻ることにします。さて、・・・ここで問題です。このまま往路を戻ってスキー場を滑っても良いのですが、あまりに呆気ない気がします。実は出発前に地図を眺めながら秘かに目論んでいた計画があったのですが、実際の斜面を目の前にするとやはり抗し難い誘惑にかられてしまいます。
佐幌岳から奥佐幌岳、さらにその先の1,034mピークを弓なりに結ぶ稜線、そこから東側に北新内川に収束する形で擂鉢状に標高差500m程の斜面が形成されているのですが、これがまたキツ過ぎず緩過ぎずの絶妙の斜度で手招きをしているのです。ただ問題は下部に行くほど樹林帯が密になっていることと最後いかにしてスキー場に戻るかという点です。地図を見る限りでは沢沿いに下っていけば必ず道路にぶつかるはずですが、実際の状況は異なっているということもよくある事で行ってみなければわかりません。詰めを誤れば悲惨な結末を迎えることにも成りかねずこれまでもエ~イままよと飛び込んで痛い目にあったことも数知れずなのですが、思案しているようでいてその実もう既に心は決まっています。「よし、行ってみよう!」声に出してから荷物を纏めシールをつけたまま出発です。
ここから滑降開始!
カリカリ斜面をコル方行に少し下り、シールをはずしていよいよ滑降開始です。滑り始めは少し硬い雪でしたが疎林に入ると軟らかくなり足首程度まで沈むまずまずの状態で、ひとり嬌声をあげながら快調に滑り降りていきます。やや木立ちが濃い感じではありますがそれほど邪魔になるという訳でもなく程よく滑りやすい角度で斜面が続きあっという間に標高差400m近くを降りてきました。
ここまでは快調!
ここまでは予想通りの展開で、誰も滑った形跡が無いのは実にもったいない、何でだろうと思いながら降りてきたのですがやはりこのまますんなりとは終わらせてはくれません。
傾斜が緩んでくると地形図には出ない小さな沢が次から次と現れては行く手を塞ぐのです。1m以上の落差で口を開ける小沢を越えるためにスノーブリッジを探して右往左往、いい加減くたびれてこれはかなわんと真っ直ぐ下らずトラバースしてスキー場に出ることにしました。
針葉樹の林の中を木々を避けながら黙々と進むこと20分程、いきなり開けた斜面が現れさらに進むとスキーとボードのシュプールが数本交錯しながら上から下へと続いています。どうやらスキー場からコース外に滑り降りた人達がつけたもののようです。
「ってことは、この跡を追っていけば無事に辿り着けるな!」この時点でスキー場までトラバースして出るのを止めてシュプールに沿って降りてみることに決め、折角なので少し登り返してオープン斜面を滑ることにします。本当はこの時ついでにそのまま登ってしまえば良かったのですが・・・。
クロカンコースの車道に出た
最後の滑りを楽しんで下っていくとやがて圧雪された道路に出ました。冬場車道をクロカンコースとして利用しているようです。後はコース上を進んでいけばスキー場の基部に辿り着くはずなので極々緩い傾斜を滑っていくのですが、これが結構距離がありしばらくして傾斜が増したあと今度は緩い上り坂となり最後は平坦な直線道路を手足を使ってスケーティングという具合で駐車場に辿り着いたときはレース後のノルディックスキーの選手のように倒れこんだしまいたい気分でした。
初日は佐幌岳頂上から休憩も入れて2時間半ほどの行程でしたが、何はともあれ無事に下山しほっと一安心です。早々と休憩モードに入っていた奥サマと合流して屈足温泉に向かい明日に備えたのでした。
塩谷丸山 [テレマーク]
以前夏に一度登ったことはありますが、冬はなんとなく登る機会が無くて今回が初めてになります。

林道入り口付近
人気のある山だけあって林道にはトレースがバッチリついていてそれに従って進んでいきますが、谷筋との出会いあたりからはあちらこちらにトレースが伸びている上に無数にある滑り降りた跡とで逆に何だかワケのわからない状態になっています。一応地図を確認してみますが別段どこを登っても問題は無さそうなのでお天気も良いことだしここからは登りやすそうな斜面を自分の好きなように登って高度を上げていきます。

疎林の中を進む
樹林帯を抜けたあたりから少し風がでてきました。一面に広がるオープンバーンに早く滑りたいと心が逸りますが先ずは頂上を目指さねばなりません。今朝のものと思われるスノーシューとスキーのトレースに合流し一歩一歩登っていきます。今回も意識してゆっくりペースで登っているので汗はかきますが呼吸が大きく乱れることは無く確実に高度を稼いでいきます。やはり“気付き”というのは大切な事なのですよ(再記)。・・・まあ要するに体力は年齢とともに確実に低下していくものでありまして、それに見合った「オトナの登り方」をせねばならぬという事なのです。

上部のオープン斜面
上部に行くに従って雪が硬くなりスキーはほとんど潜らなくなります。最後は東側から巻いて頂上に到着、上空は青空で余市から塩谷、小樽あたりまでは見えていますが手稲~積丹方面は雲がかかって一切展望がありません。風も強まってきたので写真を撮り終えると早々に下山します。

山頂

南側は雲ばかり
頂上の岩場を滑り下り期待に胸躍らせてオープンバーンに飛び込んだのですが・・・いわゆるモナカ雪というヤツでそれ程ひどくはないものの滑りを楽しめる状態ではなくお約束通り2度ほど転倒してしまいました。この標高でこれだけ開けた斜面であれば日差しと風の影響を受けることはむしろ当然であり、余程好条件が揃ったときでなければフカフカのパウダーには巡りあえないというのは無理からぬ事なのでしょう。

途中から快適な斜面
それでも下るにつれて雪の状態は良くなり林道に滑り降りるまでそこそこ楽しむことができました。短時間で頂上に立てる人気の山とのことでしたがその評判に頷ける山行でした。
林道入り口付近
人気のある山だけあって林道にはトレースがバッチリついていてそれに従って進んでいきますが、谷筋との出会いあたりからはあちらこちらにトレースが伸びている上に無数にある滑り降りた跡とで逆に何だかワケのわからない状態になっています。一応地図を確認してみますが別段どこを登っても問題は無さそうなのでお天気も良いことだしここからは登りやすそうな斜面を自分の好きなように登って高度を上げていきます。
疎林の中を進む
樹林帯を抜けたあたりから少し風がでてきました。一面に広がるオープンバーンに早く滑りたいと心が逸りますが先ずは頂上を目指さねばなりません。今朝のものと思われるスノーシューとスキーのトレースに合流し一歩一歩登っていきます。今回も意識してゆっくりペースで登っているので汗はかきますが呼吸が大きく乱れることは無く確実に高度を稼いでいきます。やはり“気付き”というのは大切な事なのですよ(再記)。・・・まあ要するに体力は年齢とともに確実に低下していくものでありまして、それに見合った「オトナの登り方」をせねばならぬという事なのです。
上部のオープン斜面
上部に行くに従って雪が硬くなりスキーはほとんど潜らなくなります。最後は東側から巻いて頂上に到着、上空は青空で余市から塩谷、小樽あたりまでは見えていますが手稲~積丹方面は雲がかかって一切展望がありません。風も強まってきたので写真を撮り終えると早々に下山します。
山頂
南側は雲ばかり
頂上の岩場を滑り下り期待に胸躍らせてオープンバーンに飛び込んだのですが・・・いわゆるモナカ雪というヤツでそれ程ひどくはないものの滑りを楽しめる状態ではなくお約束通り2度ほど転倒してしまいました。この標高でこれだけ開けた斜面であれば日差しと風の影響を受けることはむしろ当然であり、余程好条件が揃ったときでなければフカフカのパウダーには巡りあえないというのは無理からぬ事なのでしょう。
途中から快適な斜面
それでも下るにつれて雪の状態は良くなり林道に滑り降りるまでそこそこ楽しむことができました。短時間で頂上に立てる人気の山とのことでしたがその評判に頷ける山行でした。
来馬岳 [テレマーク]
サンライバスキー場のリフトで上まで行き頂上まで往復してくるというかなりお手軽なコースです。カルルス温泉の宿に格安で泊まれることになったのでそれではチョイと登ってみようということで初めて行ってきました。

スキー場基部からの来馬岳
朝札幌を出発してオロフレ峠経由でスキー場に到着、準備を終えてリフトを乗り継ぎ最上部に着いたのが丁度正午でした。
リフト終点からは緩やかな尾根上を進んでいきます。波状にうねった形でクラストしているので少々歩きづらいですが、それもしばらくの辛抱で7合目の標識が現れるあたりから東斜面の急な登りが始まります。この日は気温がプラスに転じて動いていると暑いくらいでかなり汗をかいてしまいましたが、雪の方もジワジワ重くなってきているので帰りの滑りがちょっと心配です。

7合目付近からオロフレ山
今更ですが、シール登高の際ついついハイペースになってバテてしまいヘロヘロになりながら辿り着くことが多いということに最近になって気が付きまして今回は意識してゆっくりと歩を進め地道にラッセルしながら刻んで登っていったため、リフト終点から1時間30分ほどと時間はかかりましたがバテることなく無事山頂に到達できました。やはり“気付き”というものは大切な事なのですよ。

南側のちょっと小ぶりな雪庇

来馬岳山頂
お天気はいいのですが、今ひとつ視界は利かずオロフレ山が時々薄ぼんやりと姿を見せるほかは洞爺湖方面も太平洋も霞がかかって全くわかりません。展望の良い山と聞いていて期待していたのですが残念です。しばらく待ってみましたが良くなる兆しも無さそうなので諦めて降りることにします。

オロフレ山 手前の雪面が巨大雪庇
登りは山頂の南側から巻く形で上がってきたのですが、帰りはそのまま東斜面を滑り降ります。東側には巨大な雪庇が張り出していてそのまま突っ込んでいく勇気はとてもありません。雪庇もろとも雪崩に巻き込まれながら落ちていくのは御免なので少し北寄りの雪庇の張り出しの小さいところから開けた疎林に滑り出しますが、雪庇を背負って滑るのは後ろが気になってどうにも落ち着かず、雪も更に重くなっていて滑りを楽しむ余裕は全くありません。計画時点では時間と余力があれば登り返して滑ろうかなどと考えていましたがとてもそんな気にはなれませんでした。

尾根上のルート
一気に斜面を下り終えるとあとは尾根上を再び戻るだけです。最後のスキー場への下りは樹間を滑って少しだけ楽しみました。時計を見てみると山頂からわずか20分足らずで着いています。そのままスキー場を滑り降り無事に下山、奥サマと合流して宿に向かい温泉で汗を流したのでした。

おまけの夕食写真
翌日は大荒れの天気で往路と同じルートを札幌に向かったのですが、オロフレ峠からの下りは視界不良の猛吹雪で大変な目に遭いました。
滑降距離は短いながらも条件がよければ手軽に楽しめる良い山ですが、ご近所ならばいざ知らずこのためだけに札幌から来るにはちょっと遠いかな。
スキー場基部からの来馬岳
朝札幌を出発してオロフレ峠経由でスキー場に到着、準備を終えてリフトを乗り継ぎ最上部に着いたのが丁度正午でした。
リフト終点からは緩やかな尾根上を進んでいきます。波状にうねった形でクラストしているので少々歩きづらいですが、それもしばらくの辛抱で7合目の標識が現れるあたりから東斜面の急な登りが始まります。この日は気温がプラスに転じて動いていると暑いくらいでかなり汗をかいてしまいましたが、雪の方もジワジワ重くなってきているので帰りの滑りがちょっと心配です。
7合目付近からオロフレ山
今更ですが、シール登高の際ついついハイペースになってバテてしまいヘロヘロになりながら辿り着くことが多いということに最近になって気が付きまして今回は意識してゆっくりと歩を進め地道にラッセルしながら刻んで登っていったため、リフト終点から1時間30分ほどと時間はかかりましたがバテることなく無事山頂に到達できました。やはり“気付き”というものは大切な事なのですよ。
南側のちょっと小ぶりな雪庇
来馬岳山頂
お天気はいいのですが、今ひとつ視界は利かずオロフレ山が時々薄ぼんやりと姿を見せるほかは洞爺湖方面も太平洋も霞がかかって全くわかりません。展望の良い山と聞いていて期待していたのですが残念です。しばらく待ってみましたが良くなる兆しも無さそうなので諦めて降りることにします。
オロフレ山 手前の雪面が巨大雪庇
登りは山頂の南側から巻く形で上がってきたのですが、帰りはそのまま東斜面を滑り降ります。東側には巨大な雪庇が張り出していてそのまま突っ込んでいく勇気はとてもありません。雪庇もろとも雪崩に巻き込まれながら落ちていくのは御免なので少し北寄りの雪庇の張り出しの小さいところから開けた疎林に滑り出しますが、雪庇を背負って滑るのは後ろが気になってどうにも落ち着かず、雪も更に重くなっていて滑りを楽しむ余裕は全くありません。計画時点では時間と余力があれば登り返して滑ろうかなどと考えていましたがとてもそんな気にはなれませんでした。
尾根上のルート
一気に斜面を下り終えるとあとは尾根上を再び戻るだけです。最後のスキー場への下りは樹間を滑って少しだけ楽しみました。時計を見てみると山頂からわずか20分足らずで着いています。そのままスキー場を滑り降り無事に下山、奥サマと合流して宿に向かい温泉で汗を流したのでした。
おまけの夕食写真
翌日は大荒れの天気で往路と同じルートを札幌に向かったのですが、オロフレ峠からの下りは視界不良の猛吹雪で大変な目に遭いました。
滑降距離は短いながらも条件がよければ手軽に楽しめる良い山ですが、ご近所ならばいざ知らずこのためだけに札幌から来るにはちょっと遠いかな。
阿部山 [テレマーク]
手稲山~千尺スキー場 [テレマーク]
午後から用事が少しありまして、ちょっと滑りに行きたいけれどでも朝はゆっくり寝ていたいというそんなワガママな条件を満たすために手稲山~千尺スキー場というコースを選んでみました。バスで上がってちょいと登って滑り降りるという正確には「山スキー」とは言い難いかなりインチキくさいものですが、尾骨もようやく治ったばかり、シーズン初めの足馴らしということでここは一つご容赦くださいませ。

ここからスタート
千尺スキー場までは車です。3台分ほどの除雪スペースに駐車して10時23分のバスで終点のハイランドスキー場まで乗車します。運賃290円で11時頃着、旧ロープウェー駅から南西方向に向かい北壁コースの谷を越えてから尾根筋を適当に登っていきます。

林間パウダー ちょっと硬め
タイムリミットの12時まで登ったところで終了、標高850mあたり。久々のラッセルはそんなに深くはなかったのですがかなりキツかったです。ここから尾根筋を真っ直ぐ滑ります。上部はやや枝がうるさく滑りにくいですが少し下ると木立ちの間隔が空いて快適に下っていけます。
林道分岐
程なくしてパラダイスヒュッテへの林道と車道との分岐手前に出た後、車道の西側の樹林帯を研修センターまで進んだのですが斜度がないのでずっと歩かねばならず、この部分は素直にハイランド-オリンピア間の連絡コースを利用すべきでした。ここで思った以上の時間をくってしまいました。
千尺トップより手稲山
オリンピアスキー場で自販機のホットココアを買ってひと息いれた後、再びシールを付けて千尺スキー場のトップまで最後の登りをもう一踏ん張り、今日は大して登ったわけでもないのに疲れてます。

千尺スキー場 いよいよ最後の滑り
ここからは下までゲレンデの滑りです。中程からブッシュと言うほどではありませんが小潅木が一面に育ち始めている部分があり、数年後には滑り辛くなっていそうです。結局車に戻ったのが1時半過ぎで予定を30分もオーバーしてしまいました。
ま、何はともあれちょいとズルい方法ではありますが悪天候でも短時間でお手軽に遊べる「ナンチャッテ山スキーコース」でした。
ここからスタート
千尺スキー場までは車です。3台分ほどの除雪スペースに駐車して10時23分のバスで終点のハイランドスキー場まで乗車します。運賃290円で11時頃着、旧ロープウェー駅から南西方向に向かい北壁コースの谷を越えてから尾根筋を適当に登っていきます。
林間パウダー ちょっと硬め
タイムリミットの12時まで登ったところで終了、標高850mあたり。久々のラッセルはそんなに深くはなかったのですがかなりキツかったです。ここから尾根筋を真っ直ぐ滑ります。上部はやや枝がうるさく滑りにくいですが少し下ると木立ちの間隔が空いて快適に下っていけます。
程なくしてパラダイスヒュッテへの林道と車道との分岐手前に出た後、車道の西側の樹林帯を研修センターまで進んだのですが斜度がないのでずっと歩かねばならず、この部分は素直にハイランド-オリンピア間の連絡コースを利用すべきでした。ここで思った以上の時間をくってしまいました。
オリンピアスキー場で自販機のホットココアを買ってひと息いれた後、再びシールを付けて千尺スキー場のトップまで最後の登りをもう一踏ん張り、今日は大して登ったわけでもないのに疲れてます。
千尺スキー場 いよいよ最後の滑り
ここからは下までゲレンデの滑りです。中程からブッシュと言うほどではありませんが小潅木が一面に育ち始めている部分があり、数年後には滑り辛くなっていそうです。結局車に戻ったのが1時半過ぎで予定を30分もオーバーしてしまいました。
ま、何はともあれちょいとズルい方法ではありますが悪天候でも短時間でお手軽に遊べる「ナンチャッテ山スキーコース」でした。
謹賀新年大倉三角 [山登り]
年が明けて最初の更新です。ちょっと遅くなりましたが、本年もよろしくお願い申し上げます。
******
本当ならば正月休みに初滑りに行く予定だったのですが、尾骨の快復具合が思わしくなく下手に転んで尻もちをついたりしたら尚悪化して今シーズンを棒に振ることにもなりかねないので自重しております。もう1週間位で良くなりそうな気配ですので暫しのお預けです。自業自得とは言え、イタめたケツのツケはケッこうイタかった、というお話でした。
というわけで、最寄りの三角山に行ってきました。まず先にちょっと足を延ばして大倉山まで行き展望台に立ち寄ってジャンプ台を上から眺め、引き返して三角山に登り返しチラリと景色をながめてから下山、この日も老若男女(“若”はほとんどいませんでしたが)大勢の人が登っていました。

大倉山展望台より

三角山と札幌市街
ここ何年かは新年最初の山歩きは三角山に来ていて毎回ソリ滑りもしていたのですが今年は大人しく歩いて下りました。見るからに良さそうな斜面が至る所にあり、実際ソリorシリセードで滑った跡も沢山ありましたが今回は我慢するしかありません。今年は少しだけ改心して真摯な姿勢で真面目に山やテレマークスキー、釣りに取り組みたいと考えている次第でございます(勿論お仕事もです)。

三角山頂上より
******
本当ならば正月休みに初滑りに行く予定だったのですが、尾骨の快復具合が思わしくなく下手に転んで尻もちをついたりしたら尚悪化して今シーズンを棒に振ることにもなりかねないので自重しております。もう1週間位で良くなりそうな気配ですので暫しのお預けです。自業自得とは言え、イタめたケツのツケはケッこうイタかった、というお話でした。
というわけで、最寄りの三角山に行ってきました。まず先にちょっと足を延ばして大倉山まで行き展望台に立ち寄ってジャンプ台を上から眺め、引き返して三角山に登り返しチラリと景色をながめてから下山、この日も老若男女(“若”はほとんどいませんでしたが)大勢の人が登っていました。
大倉山展望台より
三角山と札幌市街
ここ何年かは新年最初の山歩きは三角山に来ていて毎回ソリ滑りもしていたのですが今年は大人しく歩いて下りました。見るからに良さそうな斜面が至る所にあり、実際ソリorシリセードで滑った跡も沢山ありましたが今回は我慢するしかありません。今年は少しだけ改心して真摯な姿勢で真面目に山やテレマークスキー、釣りに取り組みたいと考えている次第でございます(勿論お仕事もです)。
三角山頂上より
豊平山 [山登り]
地図には「焼山」とあるのですが、豊平山が正式名称なのでしょうか。定山渓方面から札幌市内へ向かう際に藤野のスキー場の右手に特徴的な姿を見せている山です。ある目的のために頃合いを見計らっていましたが、そこそこ雪も積もってきたようなので登ってみることにしました。
最近つけられたという登山道ですが、雪に埋もれてしまってはいるものの一筋の薄っすらとした窪みとなって続いており、至るところに下がっている目印のテープと相まって迷う心配はありません。中間地点まではなだらかな登りで体が温まって丁度良い感じです。

三合目
途中から急な登りとなるのですが、これがかなりキツイ急斜面で加えて膝までのラッセルも強いられて張られているロープの助けを借りながらもすっかり息が上がってしまいます。ようやく辿り着いた頂上は雪とガス、登り始めは一部青空も出ていたのですが何にも見えなくなっています。晴れていれば良い展望が得られるとのことでしたが仕方がありません。となれば体が冷えるだけなので長居は無用、すぐに下ることにします。
さてさて、本日豊平山を選んだ理由がこの下りにありました。それはこの山の“斜度”なのです。この急斜面であれば存分にソリ滑りを楽しめる!!ちょっと木立ちが密ですが何とかなりそうです。頂上から少し下ったあたりで早速スタンバイしてソリに座り込みます。
改めて見ると相当な急勾配で、これなら大丈夫そうです。

豊平山頂上
しかしそう順調にはいかないもので、この急斜面をもってしても雪の軟らかさにソリが沈み込んでしまい思うようには滑りません。悪戦苦闘の末ようやく滑り出したものの、曲がる術を持たず最大斜度に向かってひたすらスピードを増しながら落ちるしかないという悲しい宿命にあるソリはコントロールを失いたちまちコースアウト、あらぬ方向へと突き進み「あっ、ヤバイ」と声を出したときにはもう手遅れで一瞬体が浮いたのを感じた直後に尾骨のあたりを隠れた岩に強かに打ちつけて悶絶している自分がいます。

六合目あたり
その後何とか下山できましたが尾骨の痛みは治まらず、2週間近く経っても寝たり座ったりの動作時に荷重がかかると痛みます。やはりいい歳をして馬鹿な真似をしているのがいけないんでしょう。分別のあるオトナならばいい加減こういう子供じみた遊びから足を洗うところなんでしょうが、でもねぇ、これがなかなか止められないんですよ。今回は滑った場所が悪かったという事で、更にもう一つ言えば積雪も足りなかったのが良くなかったということにして、尾骨の快復を待ってこれからも事あるごとにチャレンジしたいと思っています。(チャレンジって・・・・)
最近つけられたという登山道ですが、雪に埋もれてしまってはいるものの一筋の薄っすらとした窪みとなって続いており、至るところに下がっている目印のテープと相まって迷う心配はありません。中間地点まではなだらかな登りで体が温まって丁度良い感じです。
三合目
途中から急な登りとなるのですが、これがかなりキツイ急斜面で加えて膝までのラッセルも強いられて張られているロープの助けを借りながらもすっかり息が上がってしまいます。ようやく辿り着いた頂上は雪とガス、登り始めは一部青空も出ていたのですが何にも見えなくなっています。晴れていれば良い展望が得られるとのことでしたが仕方がありません。となれば体が冷えるだけなので長居は無用、すぐに下ることにします。
さてさて、本日豊平山を選んだ理由がこの下りにありました。それはこの山の“斜度”なのです。この急斜面であれば存分にソリ滑りを楽しめる!!ちょっと木立ちが密ですが何とかなりそうです。頂上から少し下ったあたりで早速スタンバイしてソリに座り込みます。
改めて見ると相当な急勾配で、これなら大丈夫そうです。
豊平山頂上
しかしそう順調にはいかないもので、この急斜面をもってしても雪の軟らかさにソリが沈み込んでしまい思うようには滑りません。悪戦苦闘の末ようやく滑り出したものの、曲がる術を持たず最大斜度に向かってひたすらスピードを増しながら落ちるしかないという悲しい宿命にあるソリはコントロールを失いたちまちコースアウト、あらぬ方向へと突き進み「あっ、ヤバイ」と声を出したときにはもう手遅れで一瞬体が浮いたのを感じた直後に尾骨のあたりを隠れた岩に強かに打ちつけて悶絶している自分がいます。
六合目あたり
その後何とか下山できましたが尾骨の痛みは治まらず、2週間近く経っても寝たり座ったりの動作時に荷重がかかると痛みます。やはりいい歳をして馬鹿な真似をしているのがいけないんでしょう。分別のあるオトナならばいい加減こういう子供じみた遊びから足を洗うところなんでしょうが、でもねぇ、これがなかなか止められないんですよ。今回は滑った場所が悪かったという事で、更にもう一つ言えば積雪も足りなかったのが良くなかったということにして、尾骨の快復を待ってこれからも事あるごとにチャレンジしたいと思っています。(チャレンジって・・・・)
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